理論上勝率100%になるFX投資法とは

いきなり結論からになりますが、損失を出さずに利益だけを出すFX投資法の究極の理論とは、『儲かるまで決済をしない』ということです。ひどく単純な話ですが、この方法なら損失が出るときには決済をしないので、理論上100%の確率で利益を手に入れることができます。

ですが、この理論には致命的な欠陥があります。それは、含み損(決済前に抱えている損失のこと)に耐えることができる無尽蔵の資金が必要だという事です。

通常、含み損が資金を上回る一歩手前でFX会社に強制的に決済をされます。強制決済(ロスカット)をされてしまうと、それは完全な損失となります。従いまして、ロスカットをされない程の資金、つまり無尽蔵の資金が必要となります。

しかし、現実的には、無尽蔵の資金というものは存在しません。存在しないものを理論に結びつけることはできないので、この理論は机上の空論ということになります。

それでも、実際にこの理論が応用されているFX自動売買システムというのは少なくありません。ですが、どれも勝率が高い半面、最大ドローダウンも大きいという特徴があります。

FX自動売買システムによく用いられている投資法

皆さんは、勝率が90%以上あるようなシステムや、勝率は10%以下なのにトータルで儲かっているシステムのデータを見たことはありませんか?これらの様なシステムにはある共通している点があります。それは、投資の世界では有名な、ある売買ルールを取り入れているという事です。

その有名な売買ルールとは、「マーチンゲール法」と「パーレイ法」です。このページのはじめに解説しているように、理論的に100%勝てる投資法はあるのですが現実的ではありません。それを少しずつ妥協しながら現実的なものにしたのがこの2つの投資法になります。

マーチンゲール法

勝率を重視した投資法がマーチンゲール法です。この投資法を利用したシステムは勝率が高くなりやすいのですが、損失が出た場合は大きな損失になりやすいので、1発で資金を大きく減らす程のリスクを持っています。

ローリターン・ハイリスク・高勝率な投資法と言えるでしょう。1回の取引のリターンは少ないですが、勝率の高さでリスクをリカバーします。

パーレイ法

マーチンゲール法とは対照的なものがパーレイ法です。逆マーチンゲール法とも言われています。マーチンゲール法は損失が出た時に買い足していくのですが、パーレイ法は利益が出た時に買い足していきます。

この手法は、長く続けていけば高確率でマイナスになるというのが特徴的です。勝率は低いのですが、その分リターンは大きなものになります。ハイリターン・ローリスク・低勝率な投資法です。

利益が出ているときに適当なところで決済をしないといけないので、難易度の高い手法と言われています。

また、少し変わったFXならではの投資法というものもあります。それは「スワップ投資法」です。個人でこの投資法を自動売買システムとして構築するのは難しいかもしれませんが、損益に関わる要素なので覚えておいて損はありません。

スワップ投資法

FXには2国間の通貨の金利差によって生じるスワップポイントという損益があります。スワップポイントは毎日獲得することができます。

例えば今保有している建玉の評価額が800,000円として、金利が0.1%付与されると800円を受け取ることができるというわけです。このように、スワップポイントを目的として行う投資法がスワップ投資法です。主に金利が高い通貨ペアを狙って取引します。